1972年の家出No8
2006年 07月 09日
その日、E君家に放課後、寄るようにと誰かが、私に伝えにきました。
携帯電話など、無い時代だったんだけど、連絡網がありました。
E君は、隣町の高校だったのにも関わらず、漏れなく連絡網は作動していました。
今もって、不思議ですが。
E君の家に行くと、数人、友達の友達がいました。
A君もB君もいました。
何だか、ざわついていた事を覚えています。
E君が梅酒じゃなくって、下着を持って私の前に来て「シャツ何枚持って行こうかな」
「グンゼYGシャツ」
「どーしたと」
「うん、家出する」
「えーっ、ほんと」
「家出、いえで」 ルンルン気分のE君です。
そう言って、E君はバッグに荷物を入れはじめました。
旅行かキャンプでも、行く感じです。
(つづく)
携帯電話など、無い時代だったんだけど、連絡網がありました。
E君は、隣町の高校だったのにも関わらず、漏れなく連絡網は作動していました。
今もって、不思議ですが。
E君の家に行くと、数人、友達の友達がいました。
A君もB君もいました。
何だか、ざわついていた事を覚えています。
E君が梅酒じゃなくって、下着を持って私の前に来て「シャツ何枚持って行こうかな」
「グンゼYGシャツ」
「どーしたと」
「うん、家出する」
「えーっ、ほんと」
「家出、いえで」 ルンルン気分のE君です。
そう言って、E君はバッグに荷物を入れはじめました。
旅行かキャンプでも、行く感じです。
(つづく)
by outigohannhe
| 2006-07-09 00:33
| 1972年の家出