1日1回笑いましょう


by outigohannhe

1972年の家出 終わり

B君が静かにカレーを食べていました。反省しているんだと思って見ていたら、始まりました。トークショーです。
「今日のカレーは、学食カレーじゃない。」「レストランの濃厚な、味」「牛肉の味」
以前B君が、学食で食べたカレーに、鶏がらの首の部分がそのまま入っていた事があって、
もちろん、その時も食堂中が、揺れる位のパフォーマンスで、大騒ぎでしたが。
牛肉のスープは凄い事だと、よく言ってました。B君の話は続きます。
「俺達は、本気で土木作業の仕事をして、働くつもりだったんだ。」「E君が、面接で、高校生です。なんて、聞かれもしないのに、言ってしまったのが、全て計算が外れたんだ。」
「打ち合わせ、ちゃーんとしたのに」
「ごめーん、俺その時、トイレだった」とE君
「それに、高校生って言えば、簡単な仕事を選んでくれる。と思って」とE君
「皆の為を考えたんだけど」とE君 (彼は、着替え用のYGパンツは毎日取り替えていたそうです)
「打ち合わせに一番チェックの要るEがいなかったって、」
「でも、俺達、助け合って暮らしてたんだ」
「金が無いから、スーパーでのりたまを買って」「食堂で、大盛り飯を3つ頼んで5人で分け合っていたんだ」
「男の友情ってスバラシイ」
すると、4人が一斉に「楽しかったねー」
「それから」と私
B君のテンションは上がってきました。
「それから、海に行って、砂浜で皆で、遊んだ、夕日がきれいだったなー」
「人生をやり直そうと、決意したんだ、。5人で、夕日の海辺で、カーコイイ」
B君、止まりません。
「じゃあ、B君達の家出を、泣いて止めたって言う彼女には、なんて説明するの?」
「そ、それは、話せば、はなせ、ば、…わ、か、る、…はず」少しトーンが下がります。
「あ、赤い糸よ」 「小さな恋のメロディ、 さ」
懲りない B君です。
放課後 友達に付き添われて4人は、それぞれの自宅へと、向かって帰りました。
あの、部室で着ていたちぐはぐな、体操服は家出した時の服に着替えて。
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by outigohannhe | 2006-07-27 22:45 | 1972年の家出