1972年の家出
2006年 06月 30日
その日、私は生徒数が数人程度のアットホームな学習塾にいた。
先生の自宅で、夕日が差し込む2階が教室でした。
中年の先生の部屋には、その雰囲気からは全く想像もできないピアノとフルートがありました。
時々、塾の始まる時間より早く行くと、ジャズが教室に流れていました。
そんな秋のある日、いつものように問題を解いていたら、先生から
「君に、急用だと友達が尋ねてきているよ」と言われて、階段を下りて玄関まで行くと
そこに、幼な馴染で同じ高校の友達が二人、立っていました。
裸足で、トレーナーの胸元にはご飯粒をつけて、気まずそうな少年A君。目元に涙をためて蒼い顔して、ぼーっと立っている少年B君。
(この話は、長くなるので続きは明日にします)
先生の自宅で、夕日が差し込む2階が教室でした。
中年の先生の部屋には、その雰囲気からは全く想像もできないピアノとフルートがありました。
時々、塾の始まる時間より早く行くと、ジャズが教室に流れていました。
そんな秋のある日、いつものように問題を解いていたら、先生から
「君に、急用だと友達が尋ねてきているよ」と言われて、階段を下りて玄関まで行くと
そこに、幼な馴染で同じ高校の友達が二人、立っていました。
裸足で、トレーナーの胸元にはご飯粒をつけて、気まずそうな少年A君。目元に涙をためて蒼い顔して、ぼーっと立っている少年B君。
(この話は、長くなるので続きは明日にします)
by outigohannhe
| 2006-06-30 06:08
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